見出し画像

リキッド消費~新しい消費基盤を考える~

知るギャラリー公式note

こんにちは、笠原です。
本日は早稲田大学 恩藏先生にご寄稿いただいた、「リキッド消費~新しい消費基盤を考える~」の記事について書いていきたいと思います。
恩藏先生と言えば、フィリップ・コトラー氏の著書の監訳もされている、マーケティング業界の第一人者。ご存じの方も多いかと思います。そんな恩藏先生が、インテージのセミナーにご登壇いただいたことをきっかけに、マーケティング業界の最新の知見として書いていただいたのが、この記事です。

タイトルにもある「リキッド消費」、皆さんは聞き覚えありますでしょうか。
「リキッド」は直訳で、液体ですよね。「リキッド消費」とは、
有形商品を所有し、それを消費するのではなく、消費対象となる商品を資源として循環させる、脱物質主義的な消費を指します。
(逆に、いままでのモノの所有を前提とする消費を「ソリッド(固形)消費」と呼びます)。
 
例えば、サブスクリプション。
有形のサブスクリプションといえば、新聞や雑誌は昔からあるサービスのひとつですが、現在は服や自転車、エルメスなどの高級ブランドバッグもサブスクリプションとして利用できるサービスも存在します。つまり、今までブランドバッグを「売る」ためにマーケティングをしていたマーケターは、リキッド消費を好むZ世代やアルファ世代にブランドバッグを「使用」してもらうためには、発想を切り替える必要が出てきます。

ブランドは所有するのではなく使用するものであり、シェアリングやボロウイングによってアクセスすればいい。このように、消費特性が大きく変化してきているとすれば、マーケターは発想を切り替えなければならない。

(中略)
消費基盤が、ソリッドからリキッドへと変化したらどうだろうか。マーケターは、購買からシェアリングへと焦点がシフトしている現実を直視し、所有価値よりも使用価値が求められていることを加味した上で、価値創造へと踏み切らなければならない

記事より

本記事では、リキッド消費が新しい消費基盤となることで、マーケターが認識するべき課題を3つあげています。
 
リキッド消費~新しい消費基盤を考える~
 
デジタル化が進み、生活者の価値観は日々変化しています。消費行動の変化に合わせて、マーケティングに求められる役割もアップデートする必要があると強く感じる記事です。
 
マーケティングに携わる方、必見です。ぜひご覧ください。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!